【必見】藤原和博流!新時代の子育てポイント7選(AERA with Kids)

▼悩み

・ 子育てがしんどい…
・ 子育ての正解が分からない…
・ 新時代の教育を学んではいるものの、まだ自信がない…

・ 子育てのコツを知りたい
・ いろいろ試してはいるけど、なかなかうまくいかない…
・ 新時代の教育は学べば学ぶほど難しい…

そんなお悩みを抱える親や教育者が、新時代の子育てを軽やかに乗り越えるためのポイントを手に入れましょう(^O^)/

<本記事の内容>
「【必見】藤原和博流!新時代の子育てポイント7選」
① 脱・正解主義
② 脱・みんなと一緒
③ 遊びの試行錯誤を
④ 「ナナメの関係」をつくる
⑤ 学校教育のメリットを生かす
⑥ かわいい子には旅をさせよ
➆ 親自身が成長しよう

本記事を書いている僕は、現役の小学校教師でありながら、中学生~高校生までの人生を幅広くサポートする「No name school」や親子オンラインスクール「cocowith」の運営をしたり、全国から集まる教育関係者のオンラインサロンオーナーも務めたりしております。
また、5年間で1000冊以上の本を読み、教育や人間関係、モチベーションについて、今も学び続けています。
加えて、2021年1月には、「密にならないクラスあそび120」を出版し、Amazon教育書ランキング2部門で1位を獲得しました。

結論

大人(親)成長していくことが大切です。
理由は、これからの時代の子育ては、親世代が受けてきた教育や価値観が通用しないからです。
親世代が育ってきた時代は、”みんな一緒”に早く”正解”を出す教育が重視されてきました。

しかし、これからの時代は違います。
コロナにより、学校や職場でもオンライン化が進んだように、世界がガラッと変化していきます。
これからの時代は、今まで以上に”正解”が見えにくくなっていきます。

“みんな一緒に”早く”正解”を出す仕事はもう、ロボットやAIに置き換えられていきます。
偏差値の高い大学に入り、有名企業に就職して…という正解のレールは、幻想になりつつあります。

正解が1つではない、変化の激しい時代となった今、大人(親)の価値観をアップデートしていく必要があります。
とはいえ、「どんなことに気を付けたらいいの?」と思う方もいらっしゃることでしょう。

そこで今回は、時代を見据えた教育改革に携わっている藤原和博さんの子育て7つのポイントを紹介していきます。
それでは早速、読み進めていきましょう(^O^)/

① 脱・正解主義

脱・正解主義とは、〇×だけで子どもを判断せず、答えが1つではない学びに向き合うことです。
正解、不正解で物事を判断しないことが大切ということです。

これからの時代は、正解をいかに早く出すかという「ジグソーパズル」型の「情報処理力」以上に、手持ちのパーツをクリエイトしていく「レゴブロック」型の「情報編集力」が武器になります。

たしかに、読み書き計算という「ジグソーパズル」型の学びも大切です。
正解のない状況で、自分のもっている経験や想像・創造力を発揮していく体験のような「レゴブロック」型の学びは、ますます重要です。

これからの時代は、「遊び」や「世代間交流」など、あえて正解のない経験をすることが大切です。
この考えは、「②脱・みんな一緒」にも通じます。

それでは、具体的な内容を読み進めていきましょう(^O^)/

 

② 脱・みんな一緒

「みんな同じ」「普通」にとらわれず、「うちの子はうちの子」と個性を認めていくことが大切です。
正解のない時代は、個性が重要な世の中になってきます。
というと、何かすごい武器や強みがないといけない!と躍起になったり、自分には個性がない…と心配になるのではないでしょうか?

個性とは、違いです。1人ひとりが違いを認めていくということです。
得意なことだけではなく、弱みや苦手なことも認め、お互いを助け合っていくということです。
つまり、これからの時代は、”みんな一緒”ではなく、違いや個性にこそ価値が生まれるのです。

日本社会にはもともと、”みんな一緒”という同調圧力の空気が流れていますが、”みんな一緒”は、安心感があるのも事実です。
「出る杭は打たれる」の杭になる必要はなく、普段の生活で少しでも、自分の個性を大切にしてほしいのです。
例えば、「学校や公園でみんなが外遊びをしているから、外遊びをしよう」ではなく、読書や工作が好きなら「無理して外遊びはしなくてもいい」というスタンスも大切にしていくということです。

このように、「みんな同じ」「普通」にとらわれず、「うちの子はうちの子」と個性を認めていくことが大切です。

 

③ 遊びの試行錯誤を

正解・不正解がはっきりしている勉強と違って、遊びは予測不能だらけです。
例えば、外遊びを例にあげると、いきなり雨が降ってきたり、サッカーをしたいと思ったのにボールがなかったり。
その中で、天気に合う遊びを考えたり、ボールに変わる何かを探してきたり。

このように、試行錯誤や想定外を経験することにより、どんな問題にも柔軟に対応する力が鍛えられます。
つまり、遊びの試行錯誤こそ、脱・正解主義の学びにふさわしいということです。

先ほどは、外遊びを例に挙げましたが、今や気軽にオンラインあそびもできるようになりました。
テレビゲームのしすぎは、ゲーム依存につながることもあるので注意が必要です。
オンラインあそびも含めた、室内あそびの一工夫も必要かもしれませんね。
「密にならないクラスあそび120」

 

④「ナナメの関係」をつくる

ナナメの関係」とは、家族や世代を越えた関係のことです。
「タテの関係」は、親や先生。
「ヨコの関係」は、同世代の友だち。
つまり、「ナナメの関係」は、祖父母や友だちの親、地域の人といった「タテ・ヨコ」の人間関係を越えた関係です。

「ナナメの関係」だと、世間体や忖度もなく、親や友だちとは違った視点でアドバイスをもらえます。
なので、「ナナメの関係」のつながりが増えるほど、多様な価値観が広がることにより、人間関係での苦労も減ります。
つながりが希薄化してしまった現代だからこそ、昔ながらの「ナナメの関係」を、少し見直すときがきたのかもしれません。

 

⑤学校教育のメリットを生かす

「学校教育は時代遅れだ」という声を聞くこともあります。
しかし、学校教育にも良さはあると藤原和博さんはおっしゃっています。
藤原和博さんが語る学校教育の最大のメリットは、「基礎的人間力」が鍛えられることです。

「基礎的人間力」は、大きく3つあるとおっしゃっています。

① あいさつをする
② 時間を守る
③ 提出物を出す

将来どんな仕事に就くにしても、この3つはとても大切です。
なぜなら、人としての「信用」にかかわるからです。
いくら個性が大切と言っても、人は1人では生きていけません。

なので、「基礎的人間力」、つまり「信用」される力を高めることがた大切なのです。
つまり、学校教育という集団の中で、「基礎的人間力」を高めることができるメリットを生かさない手はないということです。

しかし、なかなか集団や学校に馴染めないという子がいるのも事実でしょう。
そういった子は、フリースクールやホームスクーリングなど、学校以外の学び場で「基礎的人間力」を高めていけばいいでしょう。
不登校になるのが問題なのでありません。
学びの場がないというのが問題なのです。

今や、いろんな学びの選択肢があふれています。

「AERA with Kids」では、今回「おすすめのスクール紹介」がありました。
英会話やプログラミング、中には起業体験というスクールまで、多種多様な学び場があります。
このような学び場もうまく活用し、「基礎的人間力」を高めていきたいものです。

 

⑥かわいい子にこそ旅をさせよ

親元を離れる経験を」と藤原さんは、おっしゃっています。
親元にいると、何でもやってもらえて居心地がいい反面、判断基準が親の影響を受けすぎます。
つまり、子ども自身が考えたり判断したりする機会を奪ってしまうということです。

そこで、小学校高学年くらいになったら、「ナナメの関係」をつくるためにも、「親元を離れる経験を」ということです。
多様な価値観にたくさんふれることにより、その子にしかない価値観(個性)ができあがるようになります。

子どもの希望を聞いた上で、短期間でも親の手が届かない環境や機会をつくってみるといいでしょう。

 

➆親自身も成長しよう

人生100年時代と言われる今、大人だって、ずっと安泰というわけではありません。
したがって、藤原和博さんのおっしゃる①~⑥のポイントを実践してみるといいでしょう。

「【必見】藤原和博流!新時代の子育てポイント」
① 脱・正解主義
② 脱・みんなと一緒
③ 遊びの試行錯誤を
④ 「ナナメの関係」をつくる
⑤ 学校教育のメリットを生かす
⑥ かわいい子には旅をさせよ

実践していく中で、次のステップにつながる学びや新しい人間関係のつながりができます。
そんな変化を楽しむ中で、親自身も成長していくことが大切です。

まとめ

藤原和博流!新時代の子育てポイントは、いかがだったでしょうか?
これからの時代は、子どもだけではなく、大人も学んでいく必要があるということがお分かりいただけたでしょうか?
そんな藤原和博さんは、「ナナメの関係」が作れる『朝礼だけの学校』を開校しているようです。
毎朝10分だけの学校。とてもおもしろい取組ですね。
→ 「朝礼だけの学校」

また、「AERA with Kids」での「おすすめのスクール紹介」の中には、7つのポイントを網羅した新しいスクールがあります。
親子で学ぶという「親子オンラインスクール」です。
子どもだけではなく親も学ぶという、まさに藤原和博さんがおっしゃる通りのコンセプトになっております。
 親子オンラインスクール「cocowith」


もっと、詳しく知りたい!と思った方は、「AERA with Kids」をご覧になってみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。

<参考・引用文献>

<合わせて読みたい記事>
→ 「【怒るはダメ!?】子ども心をつかむ正しいしかり方ポイント5選

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