学級経営がうまくいかない先生に大切なこと(2月)

▼ こんな悩みありませんか?
・ 学級経営のコツが分からず、不安になる
・ 子どもたちのやる気を引き出そうとするものの、なんだか空回りしている
・ いろんな方法は試してみるものの、どれもしっくりこない

こんな悩みを解決し、1年間、学級経営を楽しく行い、子どもたちの力を伸ばす方法をご紹介します。
4月から3月まで、どのような流れで学級経営を行えばよいかを、4月から順にお伝えしていきます。
今回は、2月の学級経営についてです。

以前の記事はこちら→ 学級経営がうまくいかない先生に大切なこと(1月)

<本記事の内容>
「学級経営がうまくいかない先生に大切なこと(2月)」
〇 マインドセットジャーナルを習慣にする

本記事を書いている僕は、現役の小学校教師でありながら、中学生~高校生まで幅広くサポートするフリースクールも運営したり、全国から集まる教育関係者のオンラインサロンオーナーも務めたりしております。
また、5年間で1000冊以上の本を読み、教育や人間関係、モチベーションについて、今も学び続けています。
今回は、これらの経験を基にした記事を書いていきます。

結論

マインドセットジャーナルを習慣化することです。
簡単にいうと、振り返りの日記を書くのです。
できる教師は、日常的に振り返りをする習慣があります。

教え方を上達させるカギは振り返りにあります。
「経験が大事」という言葉がありますが、経験をするだけでは少し物足りないです。
経験から学ぶのではなく、経験を振り返ることで学ぶからです。

したがって、経験したことや学んだことを振り返る習慣をつけていくことが大切なのです。
それでは、どのように振り返りをしていけばいいのでしょうか?

それでは早速、読み進めていきましょう(^O^)/

マインドセットジャーナルの方法

以下の問いに対して、自分の想いを素直に書いていきます。
誰かに見せるわけでもなく、自分の心に正直になることが大切です。
自分の心を見つめることで、自分の現在地を確かめます。
そして、向かうべき目標に向かって、マインドセットを整えていくのです。

〇 マインドセット質問

・成長マインドセットの思う人はどんな人?どんな生き方をしている?

・最初の頃の子供たちのマインドセットはどうだった?

・マインドセットについて学ぶ子どもたちの反応は?

・授業中、子どもたちから出てきた質問は?

・成長マインドセットを反映するために、教室で変えたことは?

・成長マインドセット学級にするために、保護者に協力してもらったことは?

・子どもたちに成長マインドセットについて教えた結果起きたことは?

・子どもたちの脳を鍛えるためにしたことは?

・メタ認知に対する子どもたちの反応は?

・成長マインドセットになる方法を実践してみて、学校での人間関係に良い変化はあったか?

・成長マインドセットになる方法を使ったことで、保護者たちとの関係にどのような良い変化があったか?

・この1年で子どもたちに挑戦させたいことは?

・全員にとって公正にするために実践していることは?

・指導方法を個別化するために使った方法は?

・個別化するために使った方法の改善点は?

・子どもたちの情熱に火をつけるためにあなたのしたことは?

・どの方法で子どもたちに高い期待を設定し、どうやってそれを本人たちに伝えた?

・成長マインドセットを学んだことで、子どもたちに対するフィードバックの仕方も変わった?

・子どもたち同士はお互いのフィードバックにどのように取り組んでいた?

・子どもたちのやり抜く力を鍛えるためにあなたがしたことは?

・子どもたちにとって、目標の仕方はどのように役立った?

・失敗は当たり前として取られる教室づくりのためにあなたが努力したことは?

・この1年で起きた失敗が学ぶ機会となった出来事は?

・挫折を味わった子たちを立ち直らせるためによかった方法は?

・生産的失敗を取り入れるために実践した方法は?

・あなたが実践した「まだ」の原理を取り入れる方法は?

・形成的評価に対するアプローチは?

・総括的評価に対するアプローチは?

・成長マインドセットは、どんなふうにあなたの教え方を変えた?

・子どもたちのマインドセットは、一年間でどんな変化があった?

振り返る観点がいっぱいありますね。
毎日全部をやる必要はないです。
時間をとってまとめて行ったり、毎日少しずつやったりしていくことで、習慣化していくことが大切です。

※ 分からない言葉があれば、以前のブログを読み直してみると、理解が深まります。
▼以前の記事はこちら
(マインドセット)→ 学級経営がうまくいかない先生に大切なこと(4月)
(成長/固定マインドセット)→ 学級経営がうまくいかない先生に大切なこと(5月)
(脳を鍛える授業)→ 学級経営がうまくいかない先生に大切なこと(6月)
(子どもが信じる大人)→ 学級経営がうまくいかない先生に大切なこと(7月)
(成長の公式)→ 学級経営がうまくいかない先生に大切なこと(8月)
(フィードバック)→ 学級経営がうまくいかない先生に大切なこと(9月)
(達成目標と学習目標)→ 学級経営がうまくいかない先生に大切なこと(10月)
(生産的失敗)→ 学級経営がうまくいかない先生に大切なこと(11月)
(形成的評価と総括的評価)→ 学級経営がうまくいかない先生に大切なこと(12月)

<参考>

 

もっと詳しく知りたい方はこちら↓
【あなたはどっち?】成長マインドセットと固定マインドセット、一流の学習者に求められる大前提とは

<合わせて読みたい記事>
→ 「【厳選】たったこれだけ!新年度チェックすべき教育書【経験年数別】

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