学級経営がうまくいかない先生に大切なこと(6月)

▼ こんな悩みありませんか?
・ 学級経営のコツが分からず、不安になる
・ 子どもたちのやる気を引き出そうとするものの、なんだか空回りしている
・ いろんな方法は試してみるものの、どれもしっくりこない

こんな悩みを解決し、1年間、学級経営を楽しく行い、子どもたちの力を伸ばす方法をご紹介します。
4月から3月まで、どのような流れで学級経営を行えばよいかを、4月から順にお伝えしていきます。
今回は、6月の学級経営についてです。
以前の記事はこちら→ 学級経営がうまくいかない先生に大切なこと(5月)

<本記事の内容>
「学級経営がうまくいかない先生に大切なこと(6月)」
① 脳が主役の授業をする
② メタ認知
③ メタ認知トレーニング

本記事を書いている僕は、現役の小学校教師でありながら、中学生~高校生まで幅広くサポートするフリースクールも運営したり、全国から集まる教育関係者のオンラインサロンオーナーも務めたりしております。
また、5年間で1000冊以上の本を読み、教育や人間関係、モチベーションについて、今も学び続けています。
今回は、これらの経験を基にした記事を書いていきます。

結論から述べると、「脳は鍛えることができる」ということを、子どもたちに教え、実感してもらうことです。
それでは早速、読み進めていきましょう(^O^)/

① 脳が主役の授業をする

より多くの練習や挑戦を経験するほど、脳は活性化します。
加えて、より質の高い状態で練習や挑戦を経験すればするほど、脳の活性化が促進されます。
その質は、人間の生存本能3つのポイントに左右されます。

1ストレス
2達成感
3貢献感

1 ストレス

ストレスは、一見悪いものと捉えられがちですが、そうでもありません。
たしかに、過度なストレスは健康に悪影響を及ぼします。
しかし、適度なストレスは脳を活性化し、パフォーマンスを最大限に発揮することにつながります。
簡単に授業で取り組めることの1つとして、「タイムアタック」があります。
短時間の制限時間を設けて活動することで、脳にプレッシャーがかかり、集中力を引き出すことができます。
例えば、1分間で漢字や計算を何問できるか挑戦してみるという活動があります。
やる気のない状態でダラダラ行うよりも、短時間集中で質の高い状態で行った方が、脳の活性化につながります。

2 達成感

達成感があると、ドーパミンが出ます。
ドーパミンが出ると、脳がとても喜び、やる気のエネルギーになります。
達成感を得るためには適度なストレスも大切ですが、「繰り返し」も大切です。
1度失敗しても、繰り返し行うことで達成感が生まれるという成長マインドセットの考え方が、ここで生かされます。
他人と比べるのではなく、過去の自分と比べて、成長していることが分かると、達成感が得られやすいです。
例えば、100マス計算は、簡単に取り組むことができます。
タイムを計り、記録をとることで、日々の成長を実感しやすくなり、達成感を味わいやすいです。

3 貢献感

人はつながりを求める生き物です。
協力したり、助け合ったりすることで生き抜いてきました。
そのDNAが、昔からしっかりと刻まれています。
そのため、貢献し合う活動を取り入れることで、脳は活性化されます。
したがって、授業においても、協力する活動を取り入れ、お互いが貢献し合う場面をつくることが大切です。
先生が一方的に説明をする授業ではなく、子どもたち同士で話し合ったり、問題を解決したりする授業が効果的です。
「なんだ、もうそんなことやってるよ」と思うかもしれませんが、先生という生き物は、授業中しゃべり過ぎています。
授業中に、先生は何分話していて、子どもたちが協力している時間は何分か計ってみてください。

<まとめ>
このように、1~3を適切な難易度とスピードで繰り返し、達成感と成功体験を味わせることで、脳は喜びます。
脳が主役の授業を行うにあたって、「目的意識」が大切です。
何のためにこれをやっているのかを意識するということです。
脳は意識すればするほど、活性化していきます。
しかし、人間の意識には、顕在意識潜在意識というものがあり、見える意識と見えない意識があるのです。
その中でも顕在意識は、5~10%、潜在意識は、90~95%と言われています。
しかも、人間の意思決定や能力発揮は、潜在意識から引き出されることが多いという研究結果もあります。
つまり、見えない意識を見えるように意識するトレーニングが必要なのです。
そこで役立つのが、メタ認知です。

② メタ認知

メタ認知は、人生を生きるにおいて重要なスキルの1つとして掲げられています。
しかし、意識して学ぶ機会が少ないのが現状です。
認知とは、学ぶ行為そのものをいい、メタ認知とは、自分の思考について考えるということです。
メタ認知は、成長志向の学級づくりの土台となるだけではなく、脳が学ぶ仕組みを教える上で必要な概念です。
メタ認知を、学級経営に取り入れるとすると、学び方の計画を立てたり振り返ったりすることです。
自分の学び方を振り返り、自分を客観視するのです。

・今、どのような状態にいるか(現在)
・なぜ、そのような状態になったか(過去)
・この先どのようにしていき、どうなる必要があるか(未来)

メタ認知のトレーニングによって、自分の脳には小さな見張り役がいるということを学んだ子どもたちは、学習における新しい挑戦により前向きに粘り強く取り組み、自分の能力を最大限に発揮することができるようになるのです。
それでは具体的に、どのようなトレーニング方法があるのかを見ていきましょう。

3 メタ認知トレーニング

1 KWL法

メタ認知を促す方法として、KWL法があります。(Know、Want、Learnの頭文字をとって)
教科書や教材を、効果的に読むために使われる方法として使われる方法です。
以下の条件に沿って書き込んでいくことで、学びを可視化し、振り返りをしやすくします。

・知っていることは何か(What I know)
・知りたいことは何か(What I want to know)
・知ったことは何か(What I learned)

2 シンキングシステム

シンキングシステムは、声に出して問題について考えるときに活用します。
声に出すことで、自分の考えや学びを意識化させる方法です。
以下のような観点で話し、学びを可視化し、振り返りをしやすくします。

1自分は〇〇が気になる。
2自分は〇〇について学んでいる。
3自分は〇〇と思う。
4自分には〇〇が見える。
5自分は〇〇と感じる。
6自分は〇〇について考えている。
7前に学んだ〇〇と似ている気がする。
8たった今〇〇と言うことがわかった。

<まとめ>

1 脳が主役の授業を行い、脳を活性化させる
2 脳は意識すればするほど活性化するため、メタ認知のトレーニングを行う
3 1・2を通して、脳は鍛えることができると実感してもらう

<参考>

もっと詳しく知りたい方はこちら↓
【あなたはどっち?】成長マインドセットと固定マインドセット、一流の学習者に求められる大前提とは

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